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[MC202409]高身長の自分を肯定できない私を救ってくれたご主人様にアナル処女を捧げました

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肛門処女を先に喪失した長身Mからの投稿

告白 和香(仮名)

劣等感と肛門自慰
 皆さんは、背が高い女性というものを、どうお思いでしょうか? モデルみたいで格好いいと、お思いでしょうか?
 私は、自分自身が高身長なのですが、コンプレックスでしかありませんでした。背がせめてあと10センチ低かったら、そう思って泣いた夜が何度あったかわかりません。
 幼い頃から人より成長が早く、いつもクラスでは男子を含めて身長ではトップでした。
「そんなに背が高いならバスケかバレーをやればいいのに」
 何度もそう言われました。でも私には、運動神経がまったくなかったのです。
 その結果、クラスの男子からつけられたあだ名は「うどちゃん」という酷いものでした。もちろん「ウドの大木」という意味です。男子からはいつもからかわれ、私は異性というものがすっかり苦手になりました。

 中学に入っても、高い身長が目立たぬよう、いつでも背中を丸めて過ごし、性格も内向的になりました。思春期になっても恋はおろか男子と会話すらできないのです。自分は「うどちゃん」だから、恋なんてする資格がないと思っていました。
 帰宅部だった私は、部屋にこもってネットに耽りました。そのようなネットの世界で、性に関する知識も身につけました。
 そんな私がその頃に嵌まったのは、いわゆるBL、ボーイズラブと呼ばれる世界でした。
 現実の生々しさがなく、淫靡だけど美しい2次元のBLは、内にこもり妄想の世界に生きる私にぴったりだったのです。
 男性同士のセックスとはどんなのだろう、お尻の穴でするセックスって、気持ちいいのかな……。BLへの興味は、次第に肛門への興味に変わりました。
 その頃の私は、性器をつかったオナニーもしたことがなかったのに、肛門性愛というものに取り憑かれていたのです。
 好奇心がつのって、自分のお尻の穴に何かを入れてみたいという衝動が、次第に抑えきれなくなってしまったのです。
 ある日、私は自分のお尻の中に異物を挿れてみることにしたのです。パンティを脱ぎ部屋のベッドの上に座って両脚を拡げ鏡にお尻の穴を映しました。
 私は息を呑んで鏡越しに自分のお尻の穴を観察しました。
(これが、私のお尻……)
 バラの蕾のようなその部分を、私はずっと、見続けていられるような気持ちでした。
 この世に自分のお尻の穴しか存在しないみたいでした。
 身長を気にしなくていい、孤独な、お尻の穴だけで完結した世界。そこに閉じこもって出たくないとさえ思いました。
 私はサインペンをお尻の穴に挿れようと考えました。
 ペンを近づけると、お尻の穴の周りにある盛り上がった部分が、きゅっとすぼまります。心では挿れようとしても、肉体が怖がって拒否しているのです。
 私は大きく深呼吸をして、お尻をリラックスさせました。
 そして、なるべく意識しないようにペンを挿し込みました。
「ん……」
 声が出そうになるのを必死でこらえました。親に聞かれでもしたら大変です。
 ほんの少しだけ入ったペンの先を、ごくごくと呑み込んでいくように、肛門が蠢きます。
 その妖しく蠢く肛門を、私は綺麗だと思いました。お尻の穴が気持ちいいと、そのとき私ははっきりと知ったのです。
 内側から押し返される感覚とそれによって押し寄せる新たな快楽。私は息が詰まるほど感じてしまいました。BLの世界の美青年たちはこんな感覚を味わっているのかと驚きました。
 ペンを回したり、前後に動かしたりすると、また違う感覚が得られました。時間を忘れてお尻の穴の快楽に溺れました。
 そのうちに私は、お尻の中にもっと複雑な刺激を与えたいと考えるようになりました。
 指なら、もっと思い通りに、デリケートに動かせると、中で曲げたりすることもできる……私は思い切って自分の指先を中に挿れることにしました。
 ペンを抜いて、指先を挿れた瞬間、私の体は大きく弓なりに反り返りました。まるで電流が体を走ったみたいでした。
「ん、ああ、ううん……!」
 ゆっくり、深く。指の第二関節あたりまで入ると、私は夢中になって指を動かしました。
 指の動きがどんどん速くなり、それにつれて快感のボルテージも上がっていきました。
 そして突然、がくんと体の力が一気に抜けて、私は放心状態になってしまいました。
 初めてのことで最初はわけがわからなかったのですが、私は生まれて初めて、本物のエクスタシーを味わっていたのです。

秘密を共有する相手
 初めて肛門自慰をした後、私は深い罪悪感に苛まれました。
 しかし私は翌日にも同じことをしたのです。我慢することができなかったのです。
 その次の日も、またその次の日も……やがて肛門自慰は私の習慣になりました。
 誰にも話せない、私ひとりの秘密。人に隠れて異常な自慰に耽る変態が、私だったのです。
 中学時代も高校時代も、そして大学を卒業して就職しても私の異常な習慣は続いたのです。
 就職先は、介護関係の施設でした。大学で栄養士の資格を取っていたので、そこで献立などを決め、実際に調理などもする仕事に就いたのです。
 給料はあまり高くなく、仕事は激務でした。でも、人間関係が比較的希薄な職場だったので、人付き合いが苦手な私にとってはよい職場だと言えました。
 私の仕事のひとつに、食材の発注がありました。
 その仕事で付き合いのある卸し業者の会社の方で、佐野さんという人がいました。営業担当で、身長は160㎝ほどで男性としてはかなり低い方でした。
でも、その背の低さが私にとってはよかったのです。男性の  匂いをあまり感じさせないというのでしょうか。とにかく、これまで接してきた男性の中でも話しやすい方だったのです。
 そんな方なので、私としては本当に珍しいことですが、仕事の話の合間に雑談をすることもありました。ある日、佐野さんがこんなことを言いました。
「僕は子どもの頃から背が低くて、あだ名がホビットの『ホビちゃん』だったんですよ。ひどいですよね」
「えっ、私はウドの大木で『うどちゃん』でした!」
 私は思わず、言いました。
 恥ずかしくて、卒業後は誰にも言っていないことを、思わず告白してしまったのです。

この続きは、マニア倶楽部2024年9月号をご覧ください。


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