お手紙、ありがとうございます。
皆様のリクエストで千佳の調教は進んでいます。
千佳（仮名）
こんにちは。半年ぶり二回目の投稿になります千佳（仮名）です。
貴誌昨年十一月号では手記と動画を採用していただきまして、ありがとうございました。千佳としては、印刷物に自分のあのような姿が出ている現実が信じられなくて、ふるえながら夢中で見入ってしまいました。
写っているのは自分なのに、もうひとりの千佳が、印刷された千佳の恥ずかしい姿をいやらしく見詰め、吟味し、あくことなく視姦していました。
幼い頃、三面鏡に映るお姫様自縛の自分の姿を見入り、わけのわからない興奮に夢中になっていた千佳のことを、自分の中にＳとＭの要素・視点をあわせ持った「雌雄同体ならぬＳ＆Ｍ同体のオナニスト体質」とおっしゃったお師匠様のお言葉が、なるほどとはっきり納得できました。
ナルシズムからではなく、千佳は自分の掲載された貴誌を見ながら、本当にありえないほどに女性器を潤ませ、いたたまれず自堕落なオナニーにダラダラとおぼれてしまいました。
お師匠様からも、お祝いとおホメの言葉をいただきました。
「課題だった、ＭなのにＳにもなっている『私を縛ってください』のセリフもずいぶん上手にいえるようになったけど、今度は『調教写真をまた投稿させてください』って私に命令しかねない興奮ぶりだね」
とからかれてしまいました。その時は再度の投稿など、絶対にありえないことと思ってましたが……。
前回の投稿も、千佳のＭ資質とＭ履歴が独特でマニア受けするはずだから、とお師匠様に何度も説得されて、そして前回の手記に書きましたように、お師匠様は脳内射精のかたで、千佳はお師匠様の調教をいただくごとにリアル射精を願望する思いがつのりだし、投稿のご褒美としてその願望がかなえられるのかもしれない、との浅ましい期待があってのことです。
しかしお師匠様は最初から、投稿によって千佳に起こるＭ変化（進化？）を予測されていたようです。怖いかたです。
＊
「大変。読者さんからのお手紙やメールがたくさん届いて」
掲載後しばらくてマニクラ誌の編集部から回送の手紙やメールのプリントがまとめて届けられ、お師匠様にも報告すると、そのときは「ちょっとしたアイドルだね」と冷やかされだけでしたが、その次の調教の最中、印象に残っている手紙について尋ねられました。
とっさにお答えしたのは、三人のかたのものでした。
「なかなか興味深いね。そういうのが印象に残っているっていうのは、それが千佳さんの潜在願望か、あるいは顕在化していない素質とも考えられるよね」
お師匠様にそう指摘されて、ハッとすると同時、しまったという気持ちもありました。
千佳としては、世の中には面白いかた、変わった視点の変態さんがいるものだわ、と感心してその三人のかたのお手紙内容をお話したのに、それを千佳の
潜在願望だなんていう話にすり替えるのはズルイし、困ると思いました。
千佳がお師匠様にお話した三人のかたのお手紙・メール内容は、どれも個性の強い長文で、プライバシーのこともありますので、勝手ながら千佳が要約すると次のようなものです。
●長野県・ＫＹ様
「ＭなのにＳ視点もあるマゾという貴女の手記に興味と興奮を覚えました。というか、そういうＭ女こそが自分の求める女性です。自分なら貴女を野外露出奴隷にしてみたいです。なぜなら、貴女は他者の視線に対する感応度が非常に高いと見るからです。そしてその他者のＳ視線をご自身のものとしても楽しむこともできる、希有かつ最良のＭ女性だと思うからです」
として、ＫＹ様は詳細な段階を踏んだ野外露出の調教メニューを紹介されていました。
この続きは本誌をご覧ください。