入院先の看護婦をマゾペットにした男性からの告白 ※DVD収録
告白 タケル(PN)
喜久恵は僕の可愛いペットちゃんです。日頃から「ごめんなさい」が口癖で、お仕置きするとそればかり口にしています。僕のチンポが大好物で、喉奥まで咥え込んで、目尻に涙をいっぱいに溜めながら、僕のミルクを嚥下しては「ごめんなさい」と言うので、僕は思わず抱きしめてしまいます。
僕にはマニア倶楽部に投稿されるような強いS性はありませんし、喜久恵ともハッキリとした主従関係ではないように思います。僕のことを「ご主人様」と呼ぶこともありません。ですから、皆さんにとっては面白みもないかもしれませんが、こうして投稿させていただいたのは、編集部や読者の皆さんにぜひ僕たちの関係を知ってもらい、ご意見をいただきたいと考えたからです。
きっと喜久恵はまだまだ自分を解放しきれていないように思います。まだまだ甘ちゃんの投稿だとは思いますが、よろしくお願いいたします。
深夜の雪
喜久恵との馴れ初めは、約二年前の冬の事でした。僕は友人と行ったスノボで派手に転んでしまい、大腿骨骨折という重傷を負い、約二ヵ月もの入院を余儀なくされていました。処置を終え、新潟から搬送された都内の病院に喜久恵は看護師として働いていたのです。最初に会ったときは特別な思いを抱いてはいませんでした。ただ、ハキハキとして生活に厳しい看護師さんが多いなかで、喜久恵は物腰が柔らかく、口調も穏やかだったので、話していて落ち着ける存在ではありました。でも、その一方でどこか影を感じさせるというか、ふとした瞬間に見せる沈んだ表情は物悲しげで、こちらが不安になることも少なくなく、とても印象的だったことを覚えています。
初めて喜久恵に好意を抱くようになったのは、深夜に雪が降ったときのことでした。ふと窓の外を見ると、病院の中庭がうっすらと白んでいて、そこに院内から漏れる非常灯などの灯りが反射して、見たこともない幻想的な光景が広がっていました。その頃には松葉づえを使えば一人でも立ち上がれる程度には回復していたので、少し中庭に出てみようとベッドから起き上がって廊下に出たのです。
「あら、Kさん、こんな時間にどうしたんですか?」
病室を出てすぐに出会ったのが喜久恵でした。僕は中庭の幻想的な風景と間近で見てみたいことを伝えると、喜久恵は見たこともない愛らしい笑みを浮かべました。
「けっこうロマンチックなんですね」
そう言って、屈託もなく笑う喜久恵を見ていたら、胸の奥がじんと痺れるような感覚になって、愛おしさがどんどんと込み上げてきたのです。僕は気恥ずかしさを覚えながら、喜久恵を中庭に誘いました。
「一緒にいてくれませんか?」
すると、喜久恵は急に顔を真っ赤にして俯いてしまいました。
実は、僕としては「一緒に行ってくれませんか?」と聞いたつもりだったのですが、どうやら噛んでしまったようで、ちょっとした告白の言葉のようになってしまったようなのです。
勘違いした喜久恵は、少し間を置いてから口を開きました。
「どういう、意味ですか?」
僕もまた勘違いしたままでしたから、喜久恵の言葉の真意を図りかねて、何となく気まずい空気になってしまいました。
「あ、ダメですよね。わかりました。おとなしく寝ます」
僕はあきらめようとしました。ところが喜久恵は「少しだけならいいですよ」と、一緒に中庭へと行くことになりました。深夜4時頃のしんと静まり返った病院の中庭で、二人で見た幻想的な風景は、今も瞼の裏に焼き付いています。
この続きは、マニア倶楽部2019年7月号をご覧ください。