取引先の令嬢を奴隷にした男性の告白 ※DVD収録
告白 小百合(PN)
社長令嬢で妄想自慰
長年欠かさず愛読してきた憧れの雑誌に、初めて投稿させていただきます。
思春期以来、私はSM好きの男性ではありましたが、これまではただ妄想の中だけでプレイをし続けてきました。
実際に自分の奴隷を持ち、自分好みに調教していく機会には恵まれなかったのです。
女性と付き合ったことはあります。しかし自分の性癖を言い出すことは出来ず、ただ性行為をするだけの関係でした。そのような関係では自分も満足しないので、長続きしないのです。
でも、相手に異常な人間だと思われるのが怖くて、どうしても自分からは性癖を打ち明けられませんでした。
だから、今回のような偶然の幸運に恵まれなければ、自分が現実のSMを経験することは生涯無かったかも知れません。
そしてそれは、私のかわいい奴隷である小百合も同じです。
何せ、小百合はお嬢様中のお嬢様……某企業の社長の箱入り娘なのですから。
小百合は――その頃はまだ「小百合さん」と呼んでいましたが――私の勤めている会社の取引先の社長のひとり娘です。
私が勤めているような中小企業にとっては、大口の取引先は神様も同然です。
仕事に直接関係のない細かい雑務でも、言い渡されれば謹んで承らなければなりません。
そのような会社同士のお付き合いの中で、自然に小百合さんの存在を知りました。
小百合さんのことは、常々美しい女性だと思っていました。
スタイルもスラリとしたモデル体型で、目鼻立ちもスッキリとしていて、いつも笑顔で。
美人だけれど鼻に掛けた感じもなく、服やバッグもブランドものを身につけたりはせず庶民的です。
誰にも気さくに話しかけ、私のような平社員にも丁寧に対応してくれました。
はっきり言って、私は小百合さんに好意を抱いていました。
脳内で密かに小百合さんの体を縛ったり、オモチャで性器責めしたり……そんな妄想でオナニーをしたことも、一度や二度ではありません。
でももちろん、現実に自分がどうこうできる女性だとは、夢にも思っていませんでした。
私にとっては高嶺の花だったのです。しかしそんな清純な女性である小百合さんが持つ心の闇を、私はある偶然のきっかけで知ってしまったのです。
令嬢の秘密の性癖
ある日、全くの偶然から憧れの小百合さんとお近づきになる機会が私に訪れました。
小百合さんがひとり暮らしを始めるので、新しく借りる部屋の手配を、お父上である取引先の社長じきじきに、うちの会社に頼んできたのです。
今の会社に入る前に不動産の仕事をした経験もある私に、その役目が回ってきました。
指示通りの条件の物件を集めお父上に提出し、選んでもらったものを内見して回りました。
内見は、小百合さんとお母様といっしょでした。束の間でも小百合さんといっしょにいられて、幸運に思いました。
間近で見る小百合さんはさらに魅力的で、感じのいい女性でした。本当に分け隔てなく私にも接してくれるのです。
(妄想の中とは言え、こんな女性を凌辱したなんて……)
そんな罪悪感を覚えてしまうほど素敵な方でした。
より親しくなれるチャンスだと思って、私は小百合さんとお母様に名刺を渡しました。
「何かあったら、いつでもご連絡ください」
そして、実際に小百合さんとお母様は私に連絡を寄越してくれたのです。部屋の契約の後の細々した手続きや、引っ越しの手伝いまで仰せつかりました。
「本当に助かりますわ……何から何まで……」
「いえ、これくらい何でもありません」
お母様と小百合さん立ち合いの元、私は引っ越し荷物の段ボールを新居に運び入れました。
もちろん運送は基本的には引っ越し業者任せでした。しかし業者に預けなかった貴重品については、私が自分のクルマを出して運び入れたのです。
新居は女性の一人暮らしには広すぎるくらいのマンションでしたが、社長令嬢ともなれば当然なのかなとも思いました。
(それとも、将来を誓い合った男性と暮らすのかも……)
そんなことを考えると、見たこともない相手の男に嫉妬心を覚えたりもしました。
貴重品の段ボールだけでも相当な数でした。搬入作業をしていると、段ボールの一つを小百合さん自身が持ち上げました。
「あ、自分が運びますよ」
私が言うと、小百合さんは笑顔で振り返りました。
「いえ、あの、これは私が自分で運びます……」
小百合さんの笑顔は、心なしか引きつって見えました。
その直後、小百合さんはその段ボールを持ったまま、転倒してしまったのです。
「あっ!」
転んだ拍子に段ボールの中身が床にぶちまけられました。
自分の目に入ってきたものが私には信じられませんでした。
それは毒々しい色と形をしたバイブにアナルグッズ、果ては首輪やバラ鞭、ボンデージっぽいラバーの衣装まで……。
この続きは、マニア倶楽部2019年11月号をご覧ください。