娘の先生に調教される遅咲き妻の告白 ※DVD収録
告白 美和子(仮名)
性に淡白な夫婦
はじめまして。このたび、貴誌に初めて投稿させていただきます。名前は仮に美和子とさせてください。年齢はもう四十八歳になりました。お恥ずかしいことに、私はこの歳になって初めて女というものの恐ろしさを知りました。十七歳になったばかりの娘を持つ身でありながら、女としては、まだ処女のようなものだったのです。
初体験は十九歳のクリスマスイブのことでした。当時付き合っていた男性となりゆきでセックスに至り、処女膜が破れる痛みに耐えながら、異物が挿入される違和感に慄くばかりで、快感など感じる暇もありませんでした。
好きな人と繋がれるという喜びはありましたが、セックスという行為そのものには嫌悪すら覚えていたのです。それ以降も数人の男性と性的な関係を持ちましたが、やはりセックスに快感を覚えることはありませんでした。それは、二十年連れ添った夫も同じことです。
夫とは知人の紹介で知り合い、何となく付き合う流れになりました。二十代後半という年齢だったこともあり、結婚を決めるのに、あまり時間はかかりませんでした。それに、夫と結婚してもいいと思えたのは、性的に淡白な性格だったことも決め手のひとつになりました。当時の私は、男性とセックスをすることさえ疎ましくなっており、男性に言い寄られても断るようになっていたのです。その点、夫はほとんど夜の営みを求めてきませんでした。交際中だというのに多くても月に一回程度。当時の私にとっては、それがとても心地よかったのです。無事に娘を授かることもできましたし、私はそれだけで人生の目標を達成した気になっていました。でも、それはただの勘違いに過ぎなかったのです。
淫らな悪夢
変化は四十歳を過ぎた頃から起こり始めました。私はこれまで感じたことのない、焦りとも憤りとも言えない奇妙な感覚に襲われるようになりました。次第に、何をしていてもその奇妙な感覚にまとわりつかれるようになり、時には寝込んでしまうことさえありました。
夫も娘もいないある日の午後、またも奇妙な感覚に搦め捕られた私は、掃除を中断してベッドで横になりました。もしかしたら更年期かもしれない。そんなふうに考えていましたが、心のどこかで認めたくなかったので、婦人科に行く勇気はありませんでした。
もし更年期だと診断されてしまったら、それは「女としての終わり」を意味するようで、怖ろしかったのです。まるで底の見えない大きな穴の淵に立たされているようにも思いました。これまで生きてきた中で最も大きな挫折でした。
その日、私はわけもわからずベッドの中で泣きました。次から次へと涙がこぼれてきて、このまま消えてしまいたいとさえ思いました。そのまま寝入ってしまった私は夢を見ました。夢の中で私は、これまで付き合ってきた男性に次々と犯されていたのです。羽交い締めにされたり、縛られたりして、身動きが取れない状態で、入れ替わり立ち替わり、昔の男たちが硬く勃起したペニスを私に突き立てていたのです。
この世のものとは思えない恐ろしい光景だったはずなのに、夢の中の私は激しく興奮していました。口内にねじ込まれたペニスを夢中でしゃぶり、ヴァギナの中で何度も放たれる精液に喜びさえ感じていました。
夢の最後に登場したのは夫でした。昔の男に犯され、快感に溺れる私の姿を、夫はじっと見つめるだけでした。くもりガラスのようなもので覆われていて、その表情まではわかりませんでした。でも、なぜか私は笑っていました。夢の中にいる私を、現実の私が眺めているような感覚。後にも先にもこんな奇妙で淫らな夢は見たことがありませんでした。
現実の私が、夢の中の私に恐怖心を覚えた瞬間、目を覚ましました。気づくと、首筋から背中にかけて脂汗をぐっしょりとかいていました。次の瞬間、濡れているのは私の体だけではないことに気づきました。パンツからシーツに至るまで、おもらしをしてしまったかのようにシミが広がっていたのです。
「何これ」
私は思わずつぶやいていました。そして、パンツの中に手を忍ばせてみたのです。指先がクリトリスに触れた瞬間、衝撃的な快感が全身を駆け抜けていきました。雷に打たれたような衝撃とは、まさにこのことを指すのかもしれません。初めて味わう衝撃が、快感だということに気づくのに時間はかかりませんでした。
私は、クリトリスから指を離せなくなりました。これまでオナニーなんてしたことがなかったのに、どこをどう刺激すればいいのか、本能的に理解していました。あっという間にとてつもない絶頂感が込み上げてきて、反射的に「出る」という感覚に襲われました。次の瞬間、パンツの中でおしっこが噴き出し、再びシーツの上に大きなシミを作りました。
それまでにも両手に収まる程度ですが、オーガズムを経験したことはありました。でも、この時ほど激しいものは初めてでしたし、失禁したことなどありませんでした。
ふとシーツに目を落とした私は、ようやく正気に戻りました。できることなら、これも夢の続きであってほしいと思いましたが、現実は残酷なまでに目の前に広がっていました。
この続きは、マニア倶楽部2022年1月号をご覧ください。