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Channel: マニア倶楽部
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[MC202407]誰とも共有できないと思っていた願望が叶えられました。ご主人様のいない人生は考えられません

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首絞めフェチの美人女子大生の告白

告白 史緒里(仮名)

【ご主人様・ハングマンより】
 とあるSNSに首絞めフェチの裏アカウントを持っている、ハングマンと申します。首絞めプレイをした体験を語ったり、撮った写真を掲載したりしています(絞められているのは全員女性で、許可を取ってアップしています)。
 首絞めに特化したSMなのでフォロワーは多くなく、百人程度ですが、四割は女性です。史緒里もフォロワーの一人で、
「首絞めに興味があり、体験してみたい」
 とDMを送ってきました。
 女の子からのこういったメッセージは結構あるのですが、私はプレイ中の写真を撮りたいので、撮影不可の場合は会いません。プレイだけでももちろん良いですが、家でじっくり画像を見ていると、また別の興奮がわいてきます。写真も込みで私の性癖なのだと思います。
 その点、史緒里は写真も撮って良いと言いました。プロフとして送ってきた写真はかなり可愛かったのですが、最近はアプリで盛れるのであまり期待はしませんでした。
 しかし、カフェで会ってみると画像より美人です。性格も明るくて可愛く、こんな良い子が首絞めに興味があるなんて奇跡だ、と思いました。

 どんなシチュエーションで首絞めされたいか、どんな写真を撮りたいか、DMでやりとりしていたので、スムーズに仲良くなれました。ダメ元で、写真を公開してもいいかと聞くと、こちらも顔を隠せばOKだと言います。
 そこで貴誌を見せると、「え、すごい!」と言いながら見入っています。思いがけず良い感触です。
 この本に写真を投稿したいんだよね、と言うと、「ん~」と考え込んでいます。さすがに刺激が強すぎたかな、と思いましたが、
「私がやりたいのは首絞めだけだけど、この人たちは、いろんな凄いことやってるから」
 と言い、どうやら少し気後れしただけのようでした。
 そんな反応も初々しくて、素直ですごく良い。こんな子に一からSMを教えていったらどんなに楽しいか、と思い、私も必死で口説きました。
「この本は、ただの写真投稿誌じゃないんだ。告白といって、どんな気持ちでプレイして撮影したかを書いて送るんだ。マニアは、女の人の気持ちが知りたくてこの本を読むんだよ」
 と説明すると、「そうなんだ……」と告白をゆっくり読み始めました。
 この子はいける、と思いました。まだSMマニアではなく、好奇心からアクセスしてきただけの女の子。でも、素直な子は絶対に良いマゾになると確信したのです。
 その一週間後、史緒里は初めての首絞めプレイを経験しました。録画しましたので、写真・告白と合わせて、その様子をぜひお楽しみください。編集部様、ご掲載のほど何卒よろしくお願いいたします。 

限界で耐え続けたい
【史緒里の告白】
 ハングマン様のパートナーの史緒里と申します。
 貴誌に載っている女性の皆さんの告白手記、どの方のもすごく良いなと思って読みました。私にはわからない世界ですが、こんなふうになれることが素晴らしいと思いました。
 私がこだわってハマっているのは「限界」ということです。ぎりぎりの限界で耐えて、だんだん自分が消えていきそうな瞬間がすごく好きなのです。
 縛られたり、叩かれたり、いきっぱなしにされたりしている最中の女性も、そのような気持ちなんじゃないかな、と思いました。
 ハングマン様は、そんな心境を楽しめることが生まれつきのマゾ性なんだよ、と言います。そうなのか、私もマゾなのかと思うと、過去に思い当たることがありました。
 小さなころ、私の推しはプリ○ュアでした。三歳上の兄といっしょにアニメのプ○キュアを見て、幼稚園の友だちと毎日プリキ○アごっこをしました。
 みんな必死に髪を伸ばし、アクションシーンの真似を演じてました。アニメのようにくるっと回転したり、宙に浮いたりできたらいいなと本気で願っていたのです。
 すごく楽しかったけれど、私は何となく気がついていました。みんながやりたがるシーンと、私がハマっているシーンはちがうのです。
 敵をやっつけるシーンなんて私はどうでもよくて、敵に苦しめられるところを、もっと延々とやりたいと思いました。そのまま殺されてしまいそうで、なかなか死なない、首絞めのシーンが大好きだったのです。
 DMでこのことを打ち明けたとき、ハングマン様から、
「今にも死にそうな限界のところで、ずっといたぶられていたいんだよね。ほかの子はその感性を持っていなかったんだと思うよ」
 と言われ、私は殺されるんじゃなくていたぶり続けられたいんだ、と知りました。「その感性」がマゾ性なのだとも言われました。
 こんなふうに、自分もわかっていない自分の心の奥を解き明かしてくれる人がいるなんて、とうれしくなりました。今にして思うと、その時からハングマン様をご主人様として意識しはじめたのだと思います。

この続きは、マニア倶楽部2024年7月号をご覧ください。


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