美人ホステスをハントした男性の告白 ※DVD収録
告白 和男(PN)
美人ホステスに首輪を
いつか自分専用の性奴隷を持ちたい。自分だけの空間で、女を凌辱し、調教し、むしゃぶり尽くす。それを受け入れ、悦び、隷属してくれるM女を所有する。それは、誰にも言えないけれど、歳をとるごとに求めてやまない一生の夢でした。では、いまこの手で首輪をつけたマゾ奴隷をどうやって得るに至ったのか、ご報告いたします。
麗香は、とある地方都市のクラブのホステスです。170センチ近い長身に、くびれた腰といい、腰の高さといい、中高な顔立ちといい、もろに好みのタイプでした。矛盾するようですけど、マゾ奴隷を求めてやまないくせに、Sっぽい、気の強そうな女に惹かれてしまうのです。そんな女を手籠めにして、奴隷にしみたい。何度くじけたかわからないアプローチをまた、性懲りもなく私ははじめたたのです。
ホステスには、客をかるく叱咤したり、わざと高飛車にふるまうタイプがいますが、まさにそういうキャラクターとして、麗香は知られていました。
「きょうはもう駄目。体に悪いから」
よく通るキレイな声でボトルを取り上げたりする様はたまらなく魅力的で、それが営業スタイルなのか、そういう性格なのか、なんとなく観察し、自尊心をくすぐります。
「すごいスタイルだね。本業はモデル?」
「ちがいますよ」
「女優の香○奈に似てる。言われない?」
「言われません」
「ごめんごめん、もっときれいだ」
「そんなこと言って」
自分でもよく言うよと思いますが、背に腹は代えられない。ちょっと親しくなると、SMの話題をさりげなく向けてみました。
「ええっ? 和男さんて変態なんですか?」
最初は驚かれましたけど、くじけず、
「そうです。大きな声じゃ言えないけど」
と続けると、こう訊いてきます。
「縛ったりするんですか? それとも責められたいの?」
「どっちだと思う?」
そうやって性癖を小出しにしながら、辛抱強く、通いました。ゆっくりゆっくり、焦らず、急かすなと自分に言い聞かせ、裸にひんむいてのプレイをどうするか、妄想が膨らみます。
とはいえ小遣いに限りのある身の上ですから、会ったときは麗香が好みのタイプであること、そんな麗香とプレイしてみたいと思っていること、麗香のM的な姿をどうしても見てみたいとをきちんと伝えます。
すると「ありえないですよ」と言いながらも、満更でもない顔をするようになり、ストッキングの太ももを撫でても、されるままでいたり、「この手の上に顎をのせてごらん」と向けると、素直に従ってくる。
うつむいて恥ずかしそうにしているところへ、「本性はMなんだね」と囁けば、「どうして分かるんですか」と手の上で顎を左右に動かしたりするのです。
水商売では友達営業といって、フランクに接するのも、常連客をつかむ接客法のひとつなのだそうです。気のある素振りをみせておいて、寸前のところまでいって、手のひら返しでふられる怖さもありましたけど、それでも、麗香が欲しかった。口説いているうちに、ますます昂まっていくのが自分でもわかりました。そうこうして、ある夜、ついに小さく、麗香は頷いたのです。
耳を疑った私が聞き直すと、もう一度、しっかりと、頷きました。髪で隠れる顔を覗くと、頬を赤らめ、恥ずかしい告白をした女子高生を連想していました。
といっても、付き合うとかではなく、私が以前に提案していた下着姿で首輪をつけてもらい、その姿を見せてもらうというものです。
このとき麗香は交際相手とひどい別れ方をして、ちょっと自暴自棄になっていたのだそうです。そのことを聞いたのは後日でした。
そして当日。スタイルの良い女は、連れて歩くだけで、気分がいい。最近はトロフィーワイフといい、トランプ大統領が夫人をそう呼んでいると、何かで読みました。公にできる関係ではないけれども、実はそういう秘めたるところに、中年男の充足はあるのかもしれません。愚直さと正直さ、欲しい欲しいと手を伸ばし続けた求愛が結実したのです。
ちょっと先を歩かせて、そのくびれた腰、タイトスカートがはち切れんばかりの尻、ししゃものようなふくらはぎを舐めるように視姦していると、ああこれからこの女をの細い首に首輪をつけて、四つん這いにさせて手綱を引くんだという妄想がわき上がっていきます。尻たぶの割れ目の、たっぷりとした肉と肉の間。そこに指を這わせて撫で上げると、麗香はキャッと飛び上がり、両手で尻を隠しました。
「もう!」
と手をあげて、私の肩口を叩いてきました。
ネットで探した部屋は大きなダブルベッドにソファ、バスルームもひろい一方、防音で静寂に包まれ、秘密の変態プレイにぴったりの趣。白いドアに鍵をかけると、麗香の体がびくっと固くなりました。
「じゃあ」
先ほど表で触った尻を今度はしっかり揉みしだき、スカートのホックを外します。
「下着になるだけ、だよね」
声を震わせる麗香に「もちろん」と笑ってみせると、ふうと息をつきました。
いざとなると麗香は緊張してきました。いたたまれないような、困ったような、こわばった表情をしている麗香が水色のパンティになったところで、ポーズを取らせました。
「きれいだな。すっごく、いやらしい」
鞄から、この日のために買った首輪を取り出し麗香の首につけました。細く長い首によく似合います。
この続きは、マニア倶楽部2019年3月号をご覧ください。