妹と共に恋人の奴隷となったOLの告白 ※DVD収録
告白 麗香&優香(仮名)
特殊な愛し方
私と優香はとても仲のよい姉妹です。登校するのも遊ぶのも、美容院に行くのもいつも一緒。物心ついてから喧嘩した記憶もありません。
私が地元の調理学校から東京のホテルのレストランに就職すると、優香は、
「東京でお姉ちゃんと住む」
と言い出し、東京の大学に進学して姉妹二人の生活がはじまりました。
優香は大学で同じクラスの男の子と付き合うようになり、私はレストランにいつも来るお客様と交際していました――この写真を撮ってくれた西岡さんという方です。
西岡さんは常に冷静にリードしてくれる感じで、そこが同年代の男の子にはない魅力でした。それは私より十七歳も年上だからだと思っていましたが、体が結ばれてから、それだけではなかったのだと知りました。
三回目にホテルに行った日、
「僕は愛し方が特殊だから、麗香がついていけないと思ったら無理をしないでほしい。無理をすればお互いに傷つくからね」
と言われ縄と首輪、そしてバイブなどを見せられたのです。BLやコミックの中にしか存在しなかったSMが、現実として自分の前に現れた瞬間でした。
手にとると、マンガで想像していたものとはちがい、バイブは重たく、縄はチクチクしました。その重さと感触が、そのままSMという行為の厳しさのように感じられ、驚きました。
この人は、私の知らない世界に、私を強引にさらって行く人なのだ――。
気がつくと私は西岡さんに抱きついて泣いていました。西岡さんは私を抱きしめ、髪をなでながら私の耳に口をつけて、
「怖がらせてごめんね、今日からは麗香のことを、彼女ではなく奴隷と呼びたい。いいね?」
と言いました。SMという知らない世界は怖いけれど、西岡さんがその世界に行くことを望むなら、私も知りたい……そう思って私はうなずきました。
罰を見られて
妹とはお互いの彼氏の話もしていましたが、SMのことだけは言えずにいました。優香に余計な心配をかけるようなことは話さないつもりでした。それなのに、私はある時、優香に秘密を知られてしまったのです。
身も心もご主人様の所有物である証として、私はご主人様に命令されたときだけオナニーをしてもいいことになっていました。でも、ご主人様が出張で長いこと逢えず、
「ご主人様、まだ逢えないのがつらいです。私にオナニーをさせてください」
と、自分から要求してしまったのです。一瞬の間があって、ご主人様は言いました。
「いいよ、オナニーをしなさい。でも、自分から求めるのは約束違反だ。規則を破った罰としてのオナニーをしてもらうよ」
「はい、ご主人様……」
声はやさしく、私の反応を楽しんでいるようにも聞こえましたが、課せられたのは厳しい罰でした。
まず私は、ご主人様の言いなりに服と下着を脱ぎ、奴隷のしるしとしていただいた首輪だけをつけました。それからご主人様は、驚くようなことを命じたのです。
「静かにベランダに出て……そこでオナニーをしなさい」
耳を疑いました。うちはマンションの五階で、ベランダはフェンスが高く、路上から見えるようなことはありません。でも、全裸でベランダに出るなんて正気ではないし、隣りの部屋には優香が寝ています。
「できません、ご主人様……ごめんなさい、できません」
「そうか。わかった。では電話を切るよ、おやすみ」
「待ってください!」
電話を切ると言われた瞬間に、私ははじかれたように立ち上がり、ベランダの引き戸を開けていました。夜の風が乳首と股間をなでて、肌寒さと緊張で鳥肌が立ちました。
「いい子だ、麗香」
その言葉だけで体の芯がとろけだすようでした。ご主人様の声に指示されるままに、乳首を爪先できつくつまみ、人差し指と中指をご主人様のペニスのつもりでなめてから、ゆっくり膣の中に挿し入れました。
ゆっくり沈ませたつもりが、音を立てて滑るように入ってしまいました。命令で裸になっただけで、私はびしょ濡れに濡れていたのです。
「私のペニスのつもりで出し入れしなさい……速く、激しく」
ベランダの壁にもたれ、腰を思いきり前に突き出すと、指の角度が変わり、自分の膣がきゅうっと指にからみついてくるのを感じました。そのまま動かし続けていると、締めつけはどんどん強くなり、背骨の腰から頭のほうへ熱いかたまりが駆け上がってきました。
「ご主人様ぁ……ごめんなさいっ……ごめんなさい……!」
声を殺したつもりでしたが、猫が鳴くような声が漏れてしまいました。左手で首輪をつかみ、右手は膣の中に入れたまま、ザラザラした壁に背中を押し付けて私はいきました。これまでに経験したことのない深くて長いオーガズムでした。しばらく壁にもたれたまま、ぼんやり前を見ていると、妹の部屋の窓のカーテンがサッと閉まるのが目に飛びこんできたのです。
(優香ちゃんに見られてしまった……!)
取り返しのつかない失敗に気づいたのに、深い快感に痺れたようになっていて、私は動くことすらできませんでした。
この続きは、マニア倶楽部2020年7月号をご覧ください。